Publisher Studio

2012/12/22

TestDiskでサルベージ




写真の保存用として外付けHDD(HD-HES500U2)を使いだし早2年。
それが突然反応しなくなった。

正確にはHDDは認識しているのだけど、何故かメッセージが
「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」と
とんでもないことを聞いてくる。

え?何?どゆこと??

ひとまず再起動→症状変わらず。USBケーブル抜き差し→症状変わらず。
外付けHDDの中身を取り出して直接PCに接続→症状変わらず。

なにー??
そもそもバックアップ用の位置づけなので滅多に電源を入れることはなく、
しかも1週間前までは普通に動いていたじゃん。
異音とか変なガコガコ音とかしていなかったじゃん。
つか、今も普通に静かに動作してるじゃん・・・それが何で読み込めないの?

本来ならばメインストレージであるPC内のHDDに写真を保存し、
バックアップ用で外付けHDDを使うのがセオリーなのかもしれないけど、
オレは年ごとに写真を外付けに逃がす使い方をしていたのだ。
(2012年の写真は全てPCだが過去10年の写真は全て外付けHDDみたいな)

さっきも書いたけど外付けHDDって滅多に電源入れないから
HDDの寿命とかも長そうじゃん?外装にしっかり包まれているから
放熱効果とか振動効果とかも高そうじゃん?という考えはどうやら間違えだったようだ。
HDDは何の前触れもなく逝くからこそ、バックアップ用HDDが必要なのだと。

まぁ音を聞く限り物理的破損ではなさそうなので、最悪はお金さえ出せば
データー復旧サービスに任せるのも手だなと思っていた。

けど他に何か手は無いかと「HDD 復旧」でググると関連する検索キーワードに
「フリーソフト hdd 復旧」という文字を見つける。
更に検索すると「TestDsik」なるフリーソフトが優秀だと書いてあったので、
使い方を見ながら挑戦してみた。

そもそもTestDiskはデーター復旧ソフトではなく、MBR(マスターブートレコード)の
損傷やパーテーションが壊れてしまった場合に復元できるソフトとのこと。
オレのHDDも物理的に壊れたのではなく、恐らくMBRなりパーテーションなりが壊れて
アクセスできなくなったと予想されるので、さっそくこのソフトを使ってサルベージに挑戦。



公式のページから最新版のTestDisk & PhotoRec 6.14-WIP, Data Recoveryを落して解凍。
解凍したフォルダー内に入っている「testdisk_win.exe」を起動。

なんかかんやと英語が出てくるけど全てスルーし、カーソルを一番下の
[No Log] Dont't  record anythingを選択。要はログは取らないって事。

次に問題の読み込めなくなったバッファロー製のHD-HES500U2を選択して
[Proceed]を選択。
もし選択するHDDを間違えてもキーボードの[q]で戻れるので問題なし。

再び英語がずらずらと出てくるけど全スルーして
カーソルがアクティブになっている[Intel]を選択すれば良し。
MacとかXboxとかあるんだね。まぁ関係ないけど。

次に肝心のHDD内パーテーションを分析する作業に入る。
・・・とは言っても一番上の[Analyse]を選択するだけ。
他のところを選択すると復旧できなくなるかも?と参考にしたページに
書いてあったので、オレもそのとおりにする。

AnalyseするとHDD内パーテーション情報が出てくるので[Quick Search]を押す。
Quickって割には結構時間が掛かったな。500Gで2時間近く掛かったと思う。

サーチが終わるとグリーンのカーソルになっていた。
どうやらデーターの整合性が取れていると緑になるらしい。
ちなみに今回使用しているHDDは特にプライマリとか倫理ドライブとか設定してない
単なる外付け500Gまるごと割り当てなのでアスタリスク(*)のみ付いた
アクティブなパーテーションって事になる。
下の方に英語が書いてあり、その中に「P:list files」というのがあるので、
キーボードから「P」のキーを押す。

10秒ぐらい待つとパーテーション内のフォルダ一覧が表示されるので、
復旧(救出)したいフォルダを選択してキーボードの「C」を押す。

この「c」を押すという行為は
c to copy the selected files, c to copy the current file
(現在のファイルをコピーするために選択されたファイルをコピーすること)
簡単に説明すると「選択したフォルダを別の場所(任意に選んだ場所)に全コピーする」て事。

あ、忘れた。
この時にコピー先を聞かれてくるので、事前にHDD容量の空いているドライブを探してその中に
適当に「BackUP」なんて名前のフォルダーを作っておく。

ってことで、まず最初にコピーしたいフォルダを矢印キーで選択したら「c」キーを押下し、
次に矢印キーの←(左)を押してディレクトリー移動。

オレの場合はPCのEドライブに空き容量が結構あるので、その中にBackUPフォルダーを作成。
カーソルでBackupフォルダを選択したらキーボードの「c」キーを押下するとコピー開始。

すると先程の画面に戻り、Copying, please wait...という赤文字が表示されコピー開始。
Copying,please wait...と出るまで結構時間が掛かるので、一瞬焦る。

最後にCopy done!と緑色の文字になったら終了。
(上の写真はデーターのところにカーソルがあるけど、その時の写真なので気にしない)

・・・ということで先程自分で作ったBackupフォルダーを見てみると
無事にデーターのコピーが終わっていた。良かったよー!ホントに良かった。


ちなみに写真やファイルは194GBあったんだけど、コピーに5時間かかった。
もしも500Gまるまるコピーするとしたら半日以上かかるんだろうな。

なにはともあれデーターのサルベージはこれで終了。
ただ気になるのは、このバッファロー製HD-HES500U2の扱いをどうするかって事。

物理破損じゃないのでこのまま再びフォーマットして再利用してしまうのか、
読み込めないレコードがあるので廃棄処分にするか。

心情的には重要なデーターは入れておきたくないけど捨てるのも忍びがたい。
こういう場合はどうしたら良いのかねぇ?