アニメ風 魚を立てに焼く

2014/07/28

外出 釣り





昨日の早戸川 国際マス釣り場の続き。
魚処理場にて無心になってニジマスの内蔵を出す図。
エラと内臓の奥(背骨に這っている)の黒い膜の部分も丁寧に落とす。
たぶん黒い膜は食べても問題ないだろうけど美味しくないって聞いたことがある。
最後はお腹の内側に塩を適度に擦り込む。

やっぱり釣りたての魚は竹串に刺しワイルドに焼いてワイルドに食べたいでしょう。
そこでamazonで買っておいたキャプテンスタッグの45cm竹串の出番。
尾っぽとヒレに飾り塩をまぶしておく。


ニジマスのサイズが20cmぐらいなので45cmを買っておけば問題なし。
竹串は平べったいので魚がクルクルと回転することはない。
それと熱で竹串が燃えることを想定して事前に15分ぐらい水に付けておくと焼け防止になる。
 
早戸川の国際マス釣り場は河原で直火がOKらしく、先人が作った石組みカマドを活用。
片方は肉を焼く用で片方はニジマスを焼く用。

ただし強火の遠火でじっくり焼くため時間がかかる。また炭も多く使う。
あまり火から離れすぎても駄目だし近すぎても焦げるので意外と難しい。
最初はなかなか焼けなくて「ホントに焼けているの?」と心配になるが、魚の内側が徐々に
白っぽく焼けてきていたので一安心。なんだかんだで30分以上は焼いていた。

18匹を全て焼くには時間がかかるので更に河原で焼く。
一度このマンガやアニメによくあるスタイルで焼いてみたかったんだよね。感動だー

ちなみに立てて焼くと魚の内臓から水分が下に滴り落ちて身はパサ気味になるけれど、
旨味が濃縮されて美味しくなるという話。
表面の皮はパリッっと仕上がりなんとも言えない飴色に焼きあがった。
味の方はというと、当然釣りたてだけあって美味い!と大絶賛する・・・かと思いきや、
まぁ普通かな。養殖のニジマスと天然じゃ味が違うんだろうけど。
子どもたちは美味しいと言ってくれたけれど、親に気を使って言ってたのかも。
やはり子どもたちは魚よりも肉が好きなのね。

立て焼きはあまりにも時間がかかりすぎるので、残りの数匹は網で焼くことにした。
当然、網で焼いたほうが断然早く焼ける。
そして肝心の網で焼いた方と立てて焼いた方の味を食べ比べてみると、正直どっちも変わらん。
時間があって雰囲気を楽しみたいのなら立て焼き、さっさと食べるのであれば網焼きだな。

ところで肉といえば鶏もも肉を宮崎地鶏の炭火焼きのようにして食べたいと思っていたので、
どうやったらあの炭の味が付いた鶏もも肉になるのだろうかと調べてみると、モモ肉から
滴り落ちる油が炭に落ちて匂いが付くのかと思ったが、炭にサラダ油等を垂らしてて火柱を立て
その燃え上がった煙で焼き目を付けるだけのことだった。

そうだよ、この炭の色と香りと味だよ~
こんな単純な方法であの独特な味を再現できるとはね。
当然、子どもたちにも大人気。オレにも大人気。今度からBBQの定番になりそう。



ひとしきり食べたあとは再び釣り開始。


防水カメラで魚影の場所をチェックすると、まだまだ沢山泳いでいるのを発見。
40匹放流してもらって18匹の釣り上げだから22匹も残っていることになる。

午後からはイクラを止めてブドウ虫に切り替え。
しかしたまたまなのか、ブドウ虫には一切ヒットせず。
というかオレ以外にぶどう虫を触れる人間が居ないので必然的に餌つけ係になる。
今思えばブドウ虫は買わなくても良かったかな。
結局使ったのは5匹ぐらいだったし、もしも必要ならば後から買い足せば良かったと後悔。

・・・ぶっちゃけ、午後はもうニジマスを釣っても再び捌きに行く元気もないし、
あんまり美味しいとは思えないのでお土産用のニジマスが釣れなくて正直ホッとした。
それとニジマスは1人2匹も食べれば十分と知った。お土産にしてまでは要らないかな。

ニジマス釣りに飽きた子どもたちは川に入って水遊び。
2時過ぎから雲行きが怪しくなってきたので大人たちは後片付けの準備を始める。
山から冷たい風が吹いてきて、なんとなーくゲリラ豪雨の予感。
スマホで東京アメッシュを見ようと思ったら、なんと圏外!マジっすか。
今までずっとスマホを見る機会が無かったので圏外にはビックリした。
片付けが終わり帰り支度が済んだところで大粒の雨が降ってきた。間一髪セーフ。

時間も早いし帰りに立ち寄り温泉にでも寄っていく?なんて話も出たけれど、
予想以上に疲労がたまっていて温泉に入ったら寝そうだったので止めることにした。
日帰りじゃなく1泊のキャンプだったら全然違ったんだろうけどね。

最後に早戸川国際マス釣り場で思ったこと。
・現地までの道幅が狭いためスピード出し過ぎと落石には注意。
・4名以上が釣る場合は貸切がオススメ(特に子連れの場合)
・竿はレンタルの竹竿で十分。長さが無くても川に入って釣れば良し。
・釣り針は予備で1セットが必要。簡易ビクは必須。針外しよりラジオペンチ。
・餌はイクラに片栗粉をまぶして長持ちさせる。
・ブドウ虫は最初から買わず必要があれば後から買い足しに行く。
・日陰がないのでタープ必須。ただしヘキサなどロープを張るタイプはスペースが無いので注意。
・スマホや携帯の電波は殆ど入らない(ドコモ・AUは確認済み)
・川の水は思ったよりも冷たくない。スイカなど野菜を冷やすには良い温度。
・ニジマスを捌く用にまな板とナイフ(包丁)、それと塩は必須。
・思ったよりもニジマスって食べれない。1人3匹も食べれば十分(人によるけど)
・夏場に行くなら冷たい飲食物を多めに持って行くことを勧める。
・炎天下で釣りをするので塩分補給(義姉が暑さでダウンしたが塩キャンディー舐めて復活)
・今どきのBBQ場にしては珍しく直火が使える。
・売店にはアイス(130円)も売っている。レストランと併用しているので飲食も可能。
・急に冷たい風が吹いてきたら天気が崩れるので、早めの帰り支度をオススメ。










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