『欠航するかも?』 朝の下り便で帰る場合 御蔵島

2015/12/16

外出





昨日、民宿に泊まった時の話。
yahoo天気予報を見てみると明日の伊豆諸島周辺は午後から西風が吹くと書いてある。

御蔵島は特に南と西の風に弱くまた冬場の就航率が低いと知っていたので、一応、宿のスタッフに
話を聞いてみると「明日の昼は危ないかも」と言われる。ま、天気予報どおりの答えだわな。

確実に東京に帰るのであれば乗船時間は長くなるけど朝に下り便が到着したタイミングで乗り
八丈島経由で帰ったほうが良いと御蔵島の旅人HPに書いてあったので、そのとおりにした。

というワケで朝の5時半に民宿を出発。
港にある「御蔵島港避難施設」という建物が待合室となる。

階段を登ると受付があり、朝の下り便に乗って東京に帰りたい旨を伝える。
特に手続きをすることもなくチケットを切られて終わり。もちろん八丈島までの追加料金は無し。

ただ気になったのは帰りの便は特2等の座席指定をしているのだけど、
八丈島まで先客が指定したところに乗っていた場合、いわゆるダブルブッキングした時は
どうすれば良いかと聞くと「今の時期はどこも空いているので恐らく人が居ることはないでしょう。
仮に居た場合は船内の案内所の指示に従って下さい」と言われる。

本来は5時55分に着岸予定だけど時間を過ぎても船が来ない。
風も意外と強くて風速6mとのこと。
もしかして下り便は欠航?と不安になったが今の時期は朝が暗くて着岸しづらいため、
少し明るくなった6時半ごろに着岸すると教えてもらった。なんだよ焦ったよ。

安心したところで待合所の張り紙を見ていると、御蔵島のプレミアム商品券があると知る。
御蔵島って売店が少ないのに何に使うんだ?と思ったが船やヘリの代金で使ったり、
民宿の宿代で使ったりできると書いてあった。後は山の中を歩く場合のガイド料でも使える。

冷蔵品の船内預かり料金は4kgまで200円、1kg増毎に50円かかるとある。
橘丸には冷蔵用コインロッカー(200円)もあるそうだ。
ちなみにサイズは幅359☓奥行335☓高さ297。島で釣った魚を冷やして持ち帰ることが可能だね。

液晶テレビの下には漫画が置いてあるので良い暇つぶしになるね。
なぜか殆どが「味いちもんめ」だったな。思わずアヒル篇っての1冊熟読しちゃったよ。

空が薄っすらと明るくなり始めた頃に大きな汽笛の音が聞こえてきた。

橘丸のライトが徐々に近づいてくるのを見て、「た、助かった~」という気持ちになったよ。
しかし船のライトってめちゃくちゃ明るいのね。

着岸するまでは桟橋に立っている警察官の指示に従って待機。
ほぼ毎日船は来るので、そのたびに港に来る島のおまわりさんは大変だよな。

時間は朝の6時22分。無事に着岸して船に乗り込む。
オレの他に4名の乗客が一緒に乗り込んだ。やっぱり保険をかけて朝の便で帰るんだね。

さらば御蔵島!
万が一、ドルフィンスイムに興味を持つことがあれば再び来ることがあるだろう。たぶん。

ところで気になっていたオレの座席は既に先客があり。
殆ど人が乗っていないのにも関わらず、まさかのダブルブッキング。

船内の案内所に事情を話すと「八丈島まで二等和室の空いている部屋を使って下さい」と言われ
2時間ほど二等和室で過ごすことになった。

そこで窓のある4階の二等和室を選ぶ。


竹芝から出航する時は夜なので景色は見れないけれど、日中だと窓があるのは気分が良いね。
ま、どこを見てもずっと海なんだけどね。一応、ロールカーテンも付いていた。

八丈島を経由して今度は上り便。
御蔵島の着岸はどうかなー?波も荒れてないし風も大しても吹いていないし、
もしかしてそのまま着くんじゃないか?と思ったら、案の定あっさりと御蔵島に着岸。

朝の下り便は桟橋の左側に着いたけど昼の登り便はグルっと大回りして右側だった。

この時期は就航率が低いので昼間に着くか着かないかヤキモキするぐらいなら
朝の便に乗って安心していた方が良かったので、まぁ結果オーライだな。



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