福浦岸壁 タチウオ釣り 【2013年】

2013/10/09

釣り




先月の9月7日に横浜市金沢区は福浦岸壁で太刀魚釣りに行ってきたけれど、
全く釣れなかったため、約1ヶ月後の10月8日~9日にかけてタチウオ釣りのリベンジしてきた。
前回の日記はコチラ)(2014年のタチウオ釣り日記はコチラ

金沢区に到着したのは15時過ぎ。
入庫後24時間以内1,400円の三井のリパークに駐車。
この三井のリパークは夜中の0時に料金切り替えが無いので安心して止められる。
要は今日の15時に入って翌日の15時までの間は1,400円ってこと。

駐車場から徒歩8分福浦岸壁に到着。
やはり平日だけあって、それほど釣座には人が多くない。

とは行っても北側のトイレ前は常連さんたちで相変わらず賑わっている。
恐らく青物狙いだろうと思うけれど、そのままタチウオ狙いにシフトするんだろうな。

ところで天気予報では横浜周辺の風速は4mで風向き南西、波は1.5mとあったけど、
海も大変穏やかで風も大して吹いていなかった。
ただ中潮の割に潮の流れは結構早かったな(右から左と流れていた)

夕マズメまで時間があるのでしばしのコーヒータイム。
前に購入した風よけを使ってみたけれど、中々良いよ。

風で炎が揺れないのでお湯が早く沸くね。

前回と同様にコマセを用意したので夕マズメ時期を待ってアジ狙い。
あわよくばアジを生き餌にしてタチウオを釣ろうって寸法。
針は小アジ針6号の3本を使用。8号は翌朝のサバ狙いで確保。
実は最初に欲張って6本針を使ってみたけど仕掛けが絡みまくって止め。
もしかしたらタックルベリーの安物だったからかも。

アジを狙う場所は岸壁から10mの近場。棚は3ヒロ(4.5m)
前にPEを使ったらコマセカゴを降るときに穂先で絡まったので今日はナイロン。
そのままタチウオ釣りにも使えるもんね。

17時過ぎに釣り上げたのは、まさかのマダイ・・・の子供。いわゆるチャリコ。
残念ながらサイズが20cm程度だったので、再び海にお帰りして頂く。

続いて釣れたのはフグ。
サビキでフグが釣れたのって初めてだな。
でもオレが釣りたいのはアジなんだよ。今日の生贄なんだよ。

17時半ぐらいにやっと念願のアジがポンポンと2匹連続で釣れる。
やっぱりこれぐらいの時間帯が時合なんだなー
思えば9月に行った時も17~18時半の間が一番釣れてたんだよね。

そろそろ周りがタチウオ狙いを始めたので、オレもタチウオ釣りを開始。
今思えばアジが釣れる時合中だけでも沢山釣っておけば良かったかも。

ところでタチウオ釣りのタックル構成と仕掛けは実にシンプル。

オレの場合、竿(3号4.5m)→リール3000番(ナスキー3000にナイロン4号)→
ウキ止め(最初は針から2ヒロ半で固定)→シモリ玉→ウキ用スイベル(電気ウキ)→
シモリ玉→ゴム管(カラマン棒)ゴム管→スナップサルカン→自作の太刀魚仕掛け
詳しい構成は以前のブログを参考にして下さい

ではアジの生き餌を使ってタチウオ釣りのリベンジ開始。
・・・ところでアジの生き餌ってどこに針を付ければ良いのだ?
生き餌が良いって聞いてはみたもの、針を何処につけるんだよ~!というワケでスマホでググる。
どうやら背びれの付け根に付ければ良いらしい。へー

でもさ?このアジの大きさって20cmぐらいあるんだよね。
こんなに大きくてもタチウオって食べれるのかね?豆アジとかイワシ程度なら分かるけど。

何度か投げながらも、そんな疑問が頭を過る。
生き餌が良くてもサイズまでは書いてなかったよな。それってどーなの?
な~んて心配は杞憂に終わり、10回ぐらい投げてたら餌だけ取れてしまっていた。
もちろん食べられた形跡も無し。単純に針から外れたらしい。
もう1匹のアジが居るけれど、これは予備で取っておいてタチウオが釣れだしたら使おう。


今日の餌はサンマの切り身を2本購入。
前はサバの切り身を使ったけれど、今回はサンマが特価100円で安かったのだ。
切り身は斜めにカット。お腹のギラギラが大きく見えるようにアピール。

餌の付け方は針を皮の部分から刺してのチョン掛け。
身のほうから針を刺すと餌だけ取れやすくなるので注意。


やはり北側トイレ前の常連さんはタチウオ狙いだったか。
写真を見れば分かるけど沢山の電気ウキが見える。平日なのに凄いね。
逆に南側トイレ前はそんなに人が入っていない。コッチ側はあまり釣れていないのか?

潮の流れは右から左。
誰かが右からの流れの時は喰いが悪いとか言ってなかったっけ?逆だっけ?
そんなことを考えながらの時刻は19時ちょい過ぎ。
電気ウキがジンワリ沈んだ。これは来たか?今年初のタチウオか?
ゆっくりと食わせて完全にウキが沈みきったタイミングで合わせるも痛恨のバラシ。
でも今日は確かにタチウオは居る。俄然やる気が出る。

そして時刻は19:30。
今度は焦らず必要以上にゆっくりと食わせ、再びウキが上がらないと確信したタイミングで合わせ。

やったー!今年初のタチウオが釣れたー!リベンジ大成功!!
サイズは尾っぽの尖った部分まで含めたら92cm?まぁこの際サイズはどうでも良い。
とにかくタチウオが釣れて嬉しいぜ~!

この時の状況はタナ2.5ヒロ。投げた距離30mぐらい。餌はサンマの切り身。

ひとまず1匹釣れたので心に余裕が出来たため、夕食タイム。
10月にも入ると夜風が冷たいので温かいカップラーメンが美味いんだよね。
海を見ながら熱々のコーヒーを飲めるってのも至福だよね。


愛用しているプリムスのP-153とトレックケトル&パンは小さくてオススメですよ・・・と宣伝しておこう。

周りでポツポツ釣れている状況を見ながらの時刻は23時45分
再びタチウオ2匹目追加。
ちなみにこの時の潮の流れは左から右。
あんまり潮の動きって関係ないのかね?ただし潮の流れは速かった。

日付は変わって10月9日(水曜日)
気がつくと北側トイレ前のタチウオ釣り師は殆ど居なくなっていた。
残っているのは街灯付近の常連さん数人のみ。

街灯前の常連さん(岸壁に自作の竿置きを作ってるから常連だろう)は定期的にポツポツと
タチウオを釣り上げているが、見る限りサイズは小さい感じ。

釣れない時間を過ごし、ちょっと眠くなってきた午前1時
やっとタチウオ3匹目を追加。
コイツは喰いが立っていたので一気に竿が持って行かれ、ちょっと焦った。
そして見事に針を飲み込んでしまっている。しかし凶暴そうな顔だぜ・・・

タチウオの締め方は実に簡単。
写真のようにタオルで頭の後ろを持ったら、そのままボキッっとサバ折り。
歯が鋭いのでオレは地面に押さえつけてボキッっとやっている。
サバのように何時までもビクビク動くことはなく、太刀魚はあっさり昇天してくれる。

ところで今日は定期的にウキがポコポコと沈んでは浮かびのタチウオ反応はあるものの食っていかず、
結局離してしまうことが何度もある。
去年タチウオを釣った時はポコポコ反応を見せても最終的には沈んで釣れるという事があったのに、
どうしてなんだろ?と考えた結果、今年は8号の電気ウキに6号の中通しオモリを使用しているから、
もしかしたらウキの浮力がありすぎて離してしまうのか?

そこで去年と同じ2号の電気ウキに2号の中通しオモリをセットして釣り開始。
時刻は2:11。4匹目のタチウオが釣れる。

やっぱりというか、ポコポコ反応の後に離すことが無く素直に持って行ってくれた。
まぁたまたまかもしれないんだけどね。

先程釣ってから僅か15分後の2:26分
5匹目のタチウオを追加。
5匹目を釣り終えて「あまり釣りずぎても食べるのに困るなぁ・・・」なんて思ったが最後、
結局その後が続かず5時を迎えてしまった。
タチウオって朝マズメよりも夕マズメから夜中にかけての方が良いのかね?

そこで余ったコマセを使ってアジ釣りを開始するも、全く釣れず。
先月は5時ぐらいから10m付近でアジが爆釣しまくったのに何でだろ?
ちなみに潮の流れは右から左。先月は左から右だった。
でもまぁタチウオ5匹も釣って更にアジが釣れまくったら捌くの大変だもんな。

午前7時過ぎ。
コマセも切れて徐々に風が強くなってきたので竿納。



最後に明け方現れた自称タチウオ釣り常連さんに聞いた、福浦における太刀魚釣りのコツってか攻略法。
・タチウオは超遠投よりも30mぐらいから岸壁よりに居着いている。
・小さいサイズは街灯付近で釣れるが、大物は植え込みの始まる場所から20mぐらいの場所。
・要は街灯の明かりが届くギリギリの際の部分(暗くなる場所)
・流し終わってリールを巻くときは、できるだけゆっくり誘うように巻く。
・単に餌を流すだけではなく、定期的にシャクって誘いをかける。

なるほどね。
常連さんの言うことは勉強になるなぁ。







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